人の価値とは?
私って、誰かの役に立ってるのかな…
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
それは大体、自分の価値って何なんだろう?
という問いにたどり着きます。
今回はそんな悩みについて、
心理学や実体験を交えながら、シンプルにお話ししていきます。
この記事でわかること
1. 人の価値は、何で決まる?
アインシュタインはこんな言葉を残しています。
人の価値は、その人が得たものではなく、与えたもので測られる。
台湾のデジタル大臣オードリー・タンも、
人の価値は蓄財の多さではなく、
その財産をどれだけ人に分け与えたかにある。
と述べています。
つまり、どれだけすごい才能やスキルを持っていても、
それを誰かのために使わなければ、“ない”のと同じなのです。
たとえば、あなたがIQ180で、ボルトより速く走れたとしても、
ずっと家にこもってゲームだけしていたら?
それは他人にとって“存在していない能力”になってしまいます。
でも、人に声をかけたり、助けたり、笑わせたりするだけでも、
相手が「ありがとう」と言ってくれたら。 それがあなたの“価値”です。
2. 価値を上げて、それをどう活かす?
価値を上げるためには、自分の中にあるスキルや思いを、
どうやったら、誰が喜ぶのかを考えることです。
私は昔、こんな体験をしました。
私は1年間、プログラミングを独学しました。
Twitter風のアプリを一人で作れるようになって、
画像投稿・コメント機能もつけて、自分で投稿して、
自分でコメントして、
自分で炎上ごっこをして楽しんでいました(笑)
でも、それって誰の役にも立ってなかったんです。
このスキルを価値に結び付けるなら、
例えば、プログラミング未経験の友達に、
「こんなアプリ作ったんだよ」
興味を持ってもらい、作り方を伝えて、
その価値が生まれるのです。
価値を上げるためには、
あなたの内側にあるもの
(スキル、考え方、時間でもなんでも)と
誰が、どうやったら喜ぶのかを
繋げてみてください。
けど、与えてばっかで私たちに得はあるの?
そんな風に考えるかもしれませんね。
というわけで次行きましょう!
3. 与えたら、得られるものはあるの?
「与える人は損する」って思ってる?
それ、昭和の価値観かもしれないです!
でも実は、“人に与えると返ってくる”という法則があります。
心理学ではこれを「返報性の原理」といいます。
例えば、友達があなたのためにお土産を買ってくれたら、
あなたが次に旅行に行くとき、お返しを買おうと思いませんか?
その心理が返報性の原理です。
確かに返ってこないこともある。
でもその中で人は“選ばれる”。
だからこそ、本物の価値が試される
ただし! 無理に与える必要はありません。
というかだめです。
与えることの重要性は、理解してくれたと思いますが、
自分が損をするような状況なら、与える必要はありません。
以下の記事が参考になると思います。
また、
詳しく知りたい方は、以下の本がおすすめです。
4. 【番外編】TikTokでバズった「誘拐の質問」
ここまでちょっと真面目すぎたかもしれないので、
最後に“ゆるく考える”ための小話を。
人の価値っていくらなんだろう?
そう思い、
私はTikTokで、こんな質問を投稿しました。
大切な人が誘拐されました。 犯人は身代金として
「その人の価値に見合う金を用意しろ」と言いました。
あなたはいくら払いますか?
この質問には、いろんな面白い答えが返ってきました。
1.「0円」
人に価値なんてつけるもんじゃない。 ……実際、お金ないけど。
最初はかっこいいと思ったけど、
最後の一言で現実に戻されました(笑)
2.「5円」
「5円」。
ふざけてる?いや、“ご縁”って、実はお金より重い。
3.「114514円」
……指摘したらバレる
こういう遊び心のある問いかけを通しても、
「人の価値ってなんだろう?」と考えるきっかけになりますよね。
最後に
あなたの価値は、「誰かの心を動かした瞬間」に生まれます。
そして、誰かを喜ばせた分だけ、ちゃんとあなたに返ってくる。
だからこそ、まずは自分の内側にあるものを、
誰かのために使ってみてください。
誰かの笑顔の裏には、あなたがいる。
それに気づいたとき、もう“無価値”なんて言えなくなる。